テキストサイズ

恋のハードル高し!!

第47章 失恋お泊り

『もしもし?』



3コール目で出たもしもしの声に、なんて言おうかと黙り込んでしまう。



『ミラ…だよな。』

「…そうだよ、何その疑問は。」

『ミラの携帯から誰かがかけたのかもって。』



そう笑う逞に、つられて笑ってみる。

何をどう切り出すか。
親雅達が泊まるっていうのはありなのか?

もしもコレが反対だったら…いやいや、百合奈も小春も泊まってたし…。


『オイオイ、何黙ってんの?…俺の声聞きたかった?!』

ストーリーメニュー

TOPTOPへ