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恋のハードル高し!!

第47章 失恋お泊り

アイスを食べながらTVを見るリラックスモードの私に耳打ちして来たすみれ。

あんぐりと口を開けると、すみれの顔が引きつった。


「電話…した方がいいよね?」


「うん。すでに遅い気もするけど。」


8時を過ぎたこの時間に…
親雅が泊まりに来てるのぉ♪何て言えるはずもなく。


「ちょっと部屋かたして来る。」



そう言って、リビングから抜け出し、携帯を耳に当て、逞が出るのを待つ。

この…罪悪感に心臓がバクバク鳴って…
恋愛のめんどくささと、怖さを感じた。

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