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恋のハードル高し!!

第48章 両思いの夜

じっとしていても、力が抜ける様子も見えなくて…。


親雅の腕に手を添えてみると、ギュッと力が入る。



「チカ?!」



私がそう声を出すと、また力が入った。

起きてる。

そう思うと、逞が後ろから声をかけてきた。



「どうした?チカ起きた?!」


「…ううん。寝てる。」


「…ったく、ミラはそんなに良い抱きまくらか?」

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