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恋のハードル高し!!

第48章 両思いの夜

いつも隣で手を引っ張ってくれるチカが好きで、笑ってバカな事しても、一緒に怒られてくれるチカが頼もしくて、モテモテの人気者のチカが好きだったけど…


そこに憧れてたんだ。


今は、優しくて人の事を自分より優先する誠実な逞を好きなんだ。


逞は、私がはっきり言わないと、私を親雅に渡すかも知れない。

そのくらい、私が親雅を好きで泣いているのを知ってるから。


何でそれが伝わらなかったんだろう。


今になって欲しいと言われたって、コロコロ気持ちなんて変わらないし、逞が遠慮したらまた私は片思いになっちゃう。

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