テキストサイズ

恋のハードル高し!!

第49章 迎えた朝

私は仁王立ちで振り返り、後ろの2人を迎え撃つ。


新旧好きな人。



この小競り合いが、これから数年も続くとは誰も予想はしてないだろうが、顔を合わすたび、冗談混じりで繰り返される。



「好い加減にしろ!!バカ共!!」


「「あ"ぁ?!」」



とっても息が合っていて、2人が異性同士ならきっと良いカップルになると思うよ?!


「「原因はミラ(未来)だろうが!!うろちょろしやがって!!」」


これまた声を揃え、踏み出すスタートも一緒で、私も振り返り走り出す。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ