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恋のハードル高し!!

第6章 失恋

「らしくねーな?!」



そう言って、部活が終わって私の後をついて来たのは親雅。

余りにもいつも通りに接して来るからイラっとした。
気付いてないかもしれないけど、聴いてたんだから!!


そう言いたくても…傷つくのが怖くて言えなかった。


そんな中、黙って私の後ろをついて来た親雅が言った。



「この間の…アレだけど、なかった事にしない?やっぱ、未来とは今までみたいにいたい。女として見たくない。…てか、こういう空気、未来とは嫌なんだ。前みたいに…いつも隣にいたいっつーか…。」

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