テキストサイズ

恋のハードル高し!!

第6章 失恋

都合のいい事ばかり言う。


私のバージンは戻って来ないのに。
好きな人に『なかった事に』なんて、言われる女のみにもなれ!!



「そうだね、あんなのなんて事無いし!」



強がって言うが、親雅の顔が見れなかった。



「…明日から…ちゃんと、いつも通りにするから…今日は1人で帰らせて。」



教室に親雅を置いて1人で帰った。


5月16日が、失恋日だった。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ