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恋のハードル高し!!

第13章 恋のはじめ方

私が逞の腕を掴み、階段に向かおうとすると、速攻で親雅に腕を掴まれ阻止された。



「話終わってないんですけど?」


「遅刻したくないんで!!」


「話終わってないって言ってんだろ?!」


「…冗談?!あぁ面白い。」



睨んで言ってやるとゴツンと頭突きをされた。
目の前がチカチカして…気持ち悪い。

周りの声が聞こえて来るが、何を言われてるか解らずに、膝から崩れた。


「き…持ち悪…。」

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