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恋のハードル高し!!

第13章 恋のはじめ方

目を開けると、逞に抱きかかえられ、親雅も含めた6人が覗き込んでいた。


「チカ!!石頭過ぎ!!」


「ミラちゃんに謝れよ!!」


親雅はみんなに攻められながらも、バツが悪そうに私の顔を覗き込んでいた。


「…あれ…。」


「ミラ、頭突きで脳震盪起こしたみたい。大丈夫?」


逞の腕を掴み、抱きかかえられている事を再確認した。


「タク…ありがとう。」

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