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恋のハードル高し!!

第15章 変化

そう笑ったすみれを1人にはさせたく無い。


「一緒に先輩のとこ行く?!」


「それは…先輩に失礼だよ。」


「じゃ、タクに頼もうか!!」


「未来ちゃん…私を女子の標的にするつもり?!」



クスクスと笑いだすすみれを見て、自分の浅はかさに苦笑した。

私は公認の幼馴染だけど、すみれは違う。
そのすみれを逞と2人にさせたら『だしに使って…』と、言われかねない。


「気にしないで?少し話したら戻って来てくれればいいし。」


「うん、じゃ早めに戻るね?」

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