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恋のハードル高し!!

第15章 変化

そうは言ったものの、少しでも寂しい思いはさせたく無い。


昇降口で逞に会って、校門ですみれと別れた。


「タク、明日の夏祭り誰かに誘われた?」

「あぁ…クラスの奴ら?…何で?!」

「先約があるならいいんだ。」

「なに、お誘い?!」

「あ…誘いって言うか…。」

「はっきりしないなぁ、俺と過ごしたい?!」

「…不愉快な言い方しないで。」


私が睨むと、私の顔を見て噴き出して笑った。
お蔭で顔に唾が飛んで来たし!!


「悪い。」

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