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恋のハードル高し!!

第18章 『ダーリン』&『ハニー』

私の謝罪なんて聞く耳を持たない逞に、私は追いかける事も出来なかった。



「…今回のは、未来ちゃんが悪いよ?!」


「うん。」


「凄く…心配して、カキ氷と水飴まで買って来てくれたんだから!!」



そう言って見せてくれたカップは、赤い水になっていて、その中に水飴が溶けていた。

コレが、逞の優しさなんだ。


知ってたのに…
甘え過ぎて…


すみれの横に腰をおろし、どう仲直りしようかと考えてしまう。

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