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恋のハードル高し!!

第18章 『ダーリン』&『ハニー』

「…すげぇ勝手な理由だな?」


「ごめん…。」


俯くしか無い私は足元を見た。
痛いと思った親指と人差し指の間が赤くなって皮が剥けていた。


しばらく無言が続くと、逞が先人を切った。



「で?告られてなんて言って断ったの。」


「付き合えませんって…。」


「ふぅん。」



私は恐る恐る顔を上げると、逞はじっと私の顔を見ていた。

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