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恋のハードル高し!!

第18章 『ダーリン』&『ハニー』

意地悪そうに笑みを浮かべる逞を睨むと、声を出して笑った。



「…行こっか!」


「ん…もう少し。」



少し緩んでた腕にもう一度力が入って、抱きしめられた。肩に顔を埋める逞は珍しく甘えてる様子だった。



「タク…色々ありがとうね。」


「何か…お礼とか気持ち悪いな。」


「…どう言う意味?!」


私がそう言うと、逞は顔を上げて身体を離して笑っていた。

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