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恋のハードル高し!!

第18章 『ダーリン』&『ハニー』

「2票は確定か!!しかもイケメン!!」


すみれはにっこり微笑む。
誰しもが欲しい逞の一票と昨年の『ダーリン』の一票が入っているであろう私の票数。

だけど…


「イケメンの一票より、その他大勢の100票が欲しい。」


「切実過ぎる!!」


すみれがそう言ってクスクス笑いだした。
ポンっと肩に手を置かれ、逞が私の耳元で聞いて来た。


「で?ミラの一票は?どなたへ?!」


「もちろんタクに入ってるよ!!」

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