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恋のハードル高し!!

第18章 『ダーリン』&『ハニー』

勢いよく親指を立てると、逞は苦笑していた。


体育館に沢山の人が集まって来た。
冷房が付いていたのに熱気で暑くなって来た。

扇子で扇いでくれる逞に、私とすみれは『涼』を感じていた。


音楽が鳴り始め、会場のボルテージが上がる!!


生徒会が司会進行を始め、60位から発表が始まるのだ。


すみれも隣で手を組んでお祈りポーズをしていた。
お祈りポーズをしている人達は、きっと私達のように無理やり出された人達だろう。


「2人して?!」


「何をのんきな事言ってるの?!タクも祈って!!」

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