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恋のハードル高し!!

第20章 準備

時々分からなくなる。

すみれは弱そうに見えて実は強い。
そしてその逆も…。


すみれの思いはどっちなんだか分からない。


だから、余計に何も言えなくなる。



「言いたくなったらで良いよ。私だって言えないことはいっぱいある。」


「聞いたら…幻滅するかもよ?」


「私だって、そのくらい酷い隠し事はあるよ?」


「どんな?!」


「…言えたら、言ってるよとっくに!!」

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