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恋のハードル高し!!

第20章 準備

そう笑うと、すみれもクスクスと肩を揺らした。


「確かにそうだよね?じゃ、未来ちゃんも言ってね?言える時が来たら。」


「言う。」


そう言ってお互いが小指を出して絡めた。

言いたくない恋…かぁ。

私に泣きながらいった
『新しい恋しよう』
は、本当は自分に言いたかったのかもしれない。

できるものなら…。



でも、その人への執着心が消えなくて、今も1人で戦ってるんだろう。


それに比べたら、私はまだ浅いのかもしれない。

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