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恋のハードル高し!!

第22章 ヤキモチと嫉妬

「みんなシャワー行って来いよ!花火買って来たんだし!」


逞に手持ち花火の袋を投げつけられ、無言の『用意しろ』命令が下った。


「…ね?!絶対にあり得ない。」


駆にそう言いながら開けて取り出すと、苦笑された。

まぁ、確かに昔より女の子扱いやフォローが多くなってるけど、私の失恋を気にしてくれてる節があり、普段はこれまで通りの非道な扱いを受けたりも…。


そうしてみんながシャワーに行き花火の準備にはいる。


私は『怪我をしている』事になっているので、近くの切株に腰をおろし、ビールとあたりめで一人飲みをしていた。

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