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恋のハードル高し!!

第22章 ヤキモチと嫉妬

「顔赤い。」


そう言って、私の頬を手の甲で触った。

ビクッとする私としっかり目を合わせながらビールをもう一口飲んで、その手を耳に動かす。

逞の手の動きに、余計顔が熱くなり、鼓動も急激に加速する。


身体全体がドクンドクンいってて、私は死ぬんじゃ無いかと思う。


「耳まで真っ赤だよ?!大丈夫?!」


「だ…大丈夫!!」


逞の手を掴むと、持ってたビールを置いて、ビールで少し冷たくなった手で首を触られた。


「ひゃっ!!」

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