テキストサイズ

恋のハードル高し!!

第25章 お祭りはチョコバナナ

そう笑うから、私を指差す人差し指を『ガブ』っと噛んでやった。


「痛ぇ!!馬鹿か!!」


「天誅だ!!」


そう言うと、親雅の腕で首を締められた。
それはまるで、後ろから抱きしめられてるような…そんな感じ。


「苦しい!!はっなせ!!」


親雅の腕をポンポン叩くが、放す気はないのか、少し腕の力を弱めるものの態勢は変えなかった。

ふと、百合奈と目が合うと、今にも泣き出しそうな…そんな表情で唇を噛み、その隣には亜美と小春が私を睨んでいた。

必殺奥義の『脇突っつき』で離れ事なきを終え、神社に向かった。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ