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恋のハードル高し!!

第30章 頭痛の種

頭からシャツをかけられた。


「着て行け!!」


「…わかったよ。」


再度睨んで言う逞に、押され負けシャツを羽織って買い出しに出る。


かき氷屋さんの隣に焼きトウモロコシの香ばしい香りに、串焼き豚のジューシーな焼き音…


千円を見ながら迷ってしまう。



『人の金で勝手に買うのはいけないのに…』


「イチゴとメロン」

「これ一本」

「これ一本」

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