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恋のハードル高し!!

第30章 頭痛の種

「ダグぅ。帰りだい…。」


「うん…帰ろう?」



ポンポンと頭を撫でられた。荷物番をする奴を呼びに行く逞の背中を目で追った。


少し休んだら元に戻るから…少しの間『女の子』をさせて?

強がらない『失恋した女の子』をしたら…


少し休んだら『男前な幼馴染の未来』に戻るから。



お昼時もあり、遊び疲れて全員で戻って来た。


「未来、そんなに調子悪いのか?一緒に戻ろうか?」


彼女持ちが言ってんじゃねぇ!!
私にも彼女にも気を使えってんだ!!

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