テキストサイズ

恋のハードル高し!!

第31章 奇襲攻撃

「豪快な味見だな?!」


わたしの目の前に座り込み、反対側からピザにかぶりついて来た。

もう好きじゃないって思うのに、胸がぎゅーっと苦しくなる。


「うまいな?」


「私の!!」


「…未来、食い意地張りすぎだろ?!」


「炊事係の特権だもん!!あっちで彼女といちゃついてろよ!!」


親雅からピザを奪って後ろを向いて、食べた。
すると、後ろから引き寄せられて唇が重なった。

重なった…ではなく、口の中に舌まで挿れて来て奪われたと言った方が正しい。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ