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恋のハードル高し!!

第33章 離脱宣言

気付けば、狸寝入りをしていた全員が私を見ていた。


「すみれちゃんなら大歓迎!!」


駆は満面の笑みで言ってくるから、頭を引っ叩いてやった。思いっきりだったから相当痛かったのだろう、頭を摩って言った。


「ミラちゃん暴力反対!!すぐ叩くんだから!!」


「ご飯の用意もしないし、連れ回されるの迷惑!!」



幼馴染'sだけと言ってたのに、最後まで他の人を入れるって宣言したのと同じじゃん!!

すみれに変な気を遣わせたくないから、絶対に連れてこないよ!!


このどあほどもが!!

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