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恋のハードル高し!!

第33章 離脱宣言

「悪いけど…本当にこれ以上付き合う気ないから。」



私がそう言うと、久登が子犬の様な目で見つめて甘えた声を出して来る。



「ミラちゃん…。」


「マジで!!もう願い下げだ!!飯の心配なら、タクん家のお手伝いさん連れて行けばいいだろ!!」



怒鳴ると、皆がやっと…私が本気で言ってると、決意が堅いと理解をしたみたいだった。


もう、バスの中は沈黙。
小春のすすり泣く声さえ消えたんだ。


小春も百合奈もこれで満足だろ?
私の友人を7人も奪って…精々いい恋しろよ!!

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