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恋のハードル高し!!

第34章 選択

そう言った逞をベッドから蹴りおろした。



「勝手に入ってきて調子のってんじゃねぇ!!」



暑くて苛々してんのに、笑えない冗談言ってんじゃねぇ!!



「ミラ…女ならもう少し女らしくしろ。男を蹴り倒す奴が居るか!!」



床に四つん這いに倒れた逞が私を睨み上げるので、私もちょっと調子に乗った。



「四つん這いになってなに言ってんの?女の私を侮辱した罰を与えたの!!躾のなってないオス犬め!!」


「…女王気取りか?いい度胸だな、雄犬の凄さを味合わせてやる!!」

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