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恋のハードル高し!!

第35章 初めての…

「ちゅーしてって言われてるのかと思っちゃうよ?」


クスクスと先輩が笑うので、周りの視線の意味を知って赤面した。


先輩とは、友達としてここに来ているけど、ハタから見たらデートだと思われてもおかしくない。


そんな女の子が、男の子に向かって目を綴じたらそう思われても不思議じゃないし。


俯く私を見て、更に先輩は爆笑していた。



「未来ちゃんって、見てて飽きないよね?」


「先輩?それってどう言う意味でしょうか?!」


「ふふっ…いろんな意味で!!」

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