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恋のハードル高し!!

第35章 初めての…

「違いますよ!!」


「そこまで言うんじゃ、買ってくるよ?」


「違いますって!!先輩にも思い出の品を!!」


「今体に染み込ませてるけど?」



そう言って、ペットボトルを口に咥えて見せる先輩は、本当に不思議なくらい癒しオーラを放っていた。



「形に残るものを…。」


「…それは嬉しいんだけど、でも…形に残るものは、今の俺にはいらないよ?未来ちゃんも、軽がると男に物を贈っちゃダメだよ、期待させちゃうから。…ん?じゃ、いい傾向か?!貰っとく!!」

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