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恋のハードル高し!!

第35章 初めての…

自分から乗りたいって言ったくせして?!
もうすぐ頂上ですけど。


「…大丈夫ですか?」


「うん…ジェットコースターは平気だったから大丈夫だと思ったんだけど…やっぱり密室の高いところは…。」



涼しい顔は恐怖心からだったの?!
先輩、可愛すぎる!!

しかも、この安易な考え方が親雅と似過ぎてて、失礼とはわかっていても笑ってしまった。



「高いところダメなら先に言ってくださいよ!!」



先輩の手を握ると、額の汗よりも手汗の方が凄かった。すごく怖いんだと伝わる。

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