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恋のハードル高し!!

第36章 ピンチ!!

「2人で何言ってんだよ。」


睨み合う私と逞を見兼ねて、みんなが入ってきた。
親雅はじっと私を見ていたのも気づいていた。

きっと…私が言いたいこと
わかってたんだと思う。


中2の時
『俺の事好きなら…』
そう言っていた時点で、親雅自身は私の気持ちに気づいていたはずだから。

そして数日前、私に跨って言った
『もう一度俺のモノに…』
は、そういう事だ。


未だに
私の心が親雅のモノだと知れば満足だろう。

それで心置きなく、百合奈と恋愛するんだろう。


報われない私の心を知りながら、優越感に浸って楽しく過ごすんだろ?!

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