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恋のハードル高し!!

第37章 終わりを告げる告白

「おはよう…。」


よそよそしさに違和感を感じながら、私も挨拶をした。

逞はあの日の事、なんて言ったんだろう。

その逞の姿が見当たらなくて、まだ来てないのかなぁ…なんて思った。



「タクなら…先に行ったよ?」



久登が私の様子を伺うように、上目使いで覗き込んでくるので、平然を装って返事をした。



「そう?…じゃ、私も行くね?」



避けられた。
分かりやすすぎる行動に悔しくなる。赤ら様にされたら、どうしていいのかわからない。

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