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恋のハードル高し!!

第37章 終わりを告げる告白

「私が…どんな気持ちでチカと百合奈ちゃんを見てきたと思ってんの?!二度と私に話しかけないで!!」



自分がどんなに理不尽な事を言ってるのかも分かってる。
でも、親雅だって分かってたはずだ。
そういう表情だった。


これで親雅との事は終わりでいい。
どうせ戻せない関係なら、スッキリしたいから。


後は逞に誤解をといて…


私は…誤解をといて、どうしたいんだろう。

親雅に好きだったと告って置いて、片思いを終わらせようとしたのに、逞と…何か始められるのか?

そもそも、この感情は好きって事なの?!
久しく嫉妬しかしていない、幼い頃からの感情に振り回されて…好きが…わからないよ。

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