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恋のハードル高し!!

第37章 終わりを告げる告白

めちゃくちゃ混んでて苦しいし!!
いつも逞がかばってくれてたんだと思い知らされる。
一人で乗る電車が、こんなに悲しいとは思わなかった。


逞って…本当に紳士的だ。…部分的に?!


親雅にも…あんな言い捨てしておいて、泣きたくなる私は馬鹿だなって思う。


逞がいたら、何も言わずに頭を撫でてくれてたかな?
…泣いても、振り向きもせずに無視なのかな?


自分の心が空っぽになって…泣きたくなるのを必死に耐えた。


傷つけた人に頼ろうなんて…虫がよすぎるんだよね?


あぁ、私は馬鹿だ。
傷つかなくていい傷を自分で作って…

まさに自虐的行為!!
ドM!!

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