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恋のハードル高し!!

第37章 終わりを告げる告白

一番乗りの私に続き、続々と生徒たちが帰るために昇降口に集まって来た。



「未来ちゃんだ!!」

「バイバーイ!!」



知らない生徒たちに名前も覚えられていて…挨拶までされて…私は軽く会釈をする。


これも、ハニー効果か?!


じゃ、1位はどんな事になってるんだろうかと、苦笑してしまう。


どんどんと…帰って行く人の中、まだ逞は現れない。もうすでに、40分もこうしてるのに。


早く来い!!
何時までも、私を避けられると思うなよ?!

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