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恋のハードル高し!!

第38章 似たもの同士

完全に弁明する機会を失った。


駅員さんに解放されて電車に乗っても、走った所で追いつける時間差でもない。


ただ電車にのって地元の駅で降りた。


鳴り続ける携帯は…非通知や登録番号外だった。

百合奈か?!
私がブチ切れて親雅に言った事に腹をたてたのか?!

口の軽い奴らだな。
振った相手の事まで言うんじゃないよ、少しはそっとさせてくれよ。


ため息混じりに携帯をしまう。
このままじゃ、電池なくなるかも…。

本気でしつこい!!


そう思いながら改札を出ると、そこに親雅と逞が居た。

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