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恋のハードル高し!!

第38章 似たもの同士

私の目の前で…電車のドアが閉まった。


降ろされた?!


中に乗る逞は違う方向を見ていて…私は思わずドアを叩いた。

動き出す電車を…逞の乗ったドアを…


もちろん、途中で駅員さんに止められて、めっちゃ怒られたけど…耳に入らないと言うのか、入っても抜けて行く状態。


まさか逞に押し出されるとは。

思っても見なかった現状に呆然としてしまう。
そこまでして、私は拒否られる理由がわからない。


言い訳させてよ。
謝らさせてよ。

それで許してくれるような事じゃないの?!

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