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恋のハードル高し!!

第40章 確信

「…困ります。」



私は、本当に親雅と一緒何だ。
先輩の気持ちには応えられない。
甘える相手も絶対に間違えちゃダメ。



「彼奴だって…困らせてるだろ?!」


「違うんです。私が困ってる理由は…タクが…。」


「ん?」


「先輩がタクの代わりになるのと同じ様に…私の中で…既にタクがチカの代わりになってるんです。」


「チカ…って、片思いの…彼?」



先輩は困惑の表情で私を見つめるけど、ここは絶対にそらしてはいけない場面だと、感じた。

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