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恋のハードル高し!!

第40章 確信

「傷つく未来ちゃんを、これでもかって甘えさせて、あわよくば気持ちをこっちに向かせるんだ。」


「先輩?!」


「加藤君もそうでしょう?でも、一戦から降りたなら、俺がその場所を貰ってもいいでしょ?!」



逞の気持ちって…そんなに分かりやすかったの?

それなのに、私は親雅ばっかりで…どれだけ近くで傷つけたんだろう。

私も…親雅にソックリだ。



「先輩…。」


「これからはこうして隣を歩くのは俺。相談にのりながら棚ぼたを近くで貰うのも俺。加藤君のして来た事の代わりが俺。」

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