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恋のハードル高し!!

第44章 伝え方

ぎゅーって心臓が痛くなり、同時に息がし辛い程苦しくなる。


さっさとドアを開け、少し距離をとると徐々に治まって来る。


ホッとするが、それも束の間。


後ろでドアが閉まり、鍵をかける音がすると身体がビクンと跳ねた。


何をするわけでもないのに、私は完全に緊張して居た。


日中、誰も帰って来ない空間に、逞と一緒に…二人で居るのに慣れてない。

と言うか、暫く一緒にいなかったためか…
違うな。
私が、逞を好きだと自覚したから…緊張してるんだ。

恋だ!!

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