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恋のハードル高し!!

第44章 伝え方

「座ってて、今作るから。」


「ん…。」



ってやっぱりソファーで寝転ぶんか!!

マジでこいつは王様か?!殿様か?!
そんで持って私は召使か、女中か!!


パスタを茹でながらチラ見をすると、腕枕をしつつテレビを見てる逞はいつも通りで、緊張してる私が馬鹿みたいに思えた。


口元に手を当て平然を装った。

見られたら、また「唇尖らせて!!」と言われてしまう。


『腹減った』の言葉に応えるかのように、いっぱい作ったきのこスープスパゲッティを運ぶと、奴はスースーと寝息を立てやがった!!

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