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ふぃくしょんエッチ

第3章 トウメイニンゲン

フゥ…

「っ!!!!!!」


からだが、凍りついていく。


誰かが…後ろにいる…。

息を吐く音…まさか…正面にいたなんて…。

振り向きたいが体は正直で
危ないと言う危険信号にちゃんと
反応しているのだ。


振り向いたら……殺される!


スゥ…ハァ…スゥ…ハァ…


ドッドッドッドッ
早くなる心臓の脈拍。


仲間に知らせるか?
まだ今なら2人とも近くにいるはずだ…。

でも、どうやって?


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