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ふぃくしょんエッチ

第3章 トウメイニンゲン

暗闇の中、ライトで照らすと
ガラスの破片がキラキラと光る。

あいつは…どこへ行った?

木箱の後ろか?
いや、隠れるには小さすぎる。


「……………………ん?」


あれは…


「……………マックス?」

「マックス、生きているのか!?」


生きて…いるのか?


廊下の真ん中でぼーと突っ立っている
マックス。


光でパッと照らすと、反応するように銃を少しだけ上に挙げた。


「生きてる…何でだ?」


じゃあ、さっきの叫び声は?


モヤモヤとした感情が渦巻いていく。
何かが、おかしい。



「マックス!良かった!!」






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