テキストサイズ

ふぃくしょんエッチ

第4章 愛神さま!!

***


『…………寝た…のか』


しばらくすると葵の方から規則正しい寝息が聞こえてきた。


ソファにゴロンと横たわりはだけた襟元から胸が、スカートからは白い足が伸びている。


『無防備なヤツ…』

ベットから立ち上がり、彼女に近づいてみる。
高校生にすると幼い顔たちだ。
ふっくらした頬っぺたのせいか?

ツンツンとつつくと「むにゃむにゃ…」と口をへの字にする。


おでこにかかった髪の毛を退けると………可愛らしい顔がよく見えた。


「そのままでいいのに…お前は…」


唇にキスを落とそうとするのを寸前で止めて…俺は静かに部屋を出た。



ストーリーメニュー

TOPTOPへ