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ふぃくしょんエッチ

第4章 愛神さま!!

「あまり溜め込んじゃいけないわ!」


『うぅーん…』


私はついにシャープペンを離してうつ伏せた。


もしあいつなら、私が寝た後だよね…


寝た後…愛菜の家へ行ったの?


なんで…よりによって愛菜なのよ…。


『はぁー…マリちゃん』

「はぁい?」

『私ね…時々、胸が張り裂けそうになったり…イライラしたり…
急に悲しくなったりするの…。


何でだと思う?』


私がそう問いかけると
マリはくせで顎に手をやるポーズをとりながら、唸る。


「それはまぁ…病気でない限り


“恋”してるとしか」


『うー…恋、ねぇ…』


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