テキストサイズ

甘いキスを君に

第7章 トラブル

「お前がまとめた書類、資料が足りなかったそうだ」

「はぁ?」

俺は、取引先に提出する資料の内容は何度も確認をしている。

自分で確認した上で、課長に見せて更に確認をしてもらい、部下たちにも確認してもらってから提出する。

だから、資料を入れ忘れることは絶対にないと言いきれる。

「でも、矢作くんはいつも資料を念入りに確認しています。僕だって、確認しているので間違いはありません」

課長がそう言うが、相手は引き下がらない。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ