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my destiny

第3章 ハチミツ

【智side】

オイラ、なんか、おかしいのかな。

こんなに 気持ち の いいこと を知ってしまって。
体 中、力が入らないし。

普通じゃ、ないのかな。


「智は可愛いね…」


翔君が 動 きを 止めて、覆い かぶさって くる。
顔が 近づいて、口 づ け された。


「ンン…ンッ…ン…」


キ ス の音 って、え っ ち ぃ。
折り曲げられた 体 が、ちょっと苦しい。

でも、気持ち い い。

ねぇ、のぞき 込 ま ない、でよ。
みないで。

しゅうちゅう、できない。

顔を横に向ける。


「アッ!ヤ、ァ…」


耳。


「智…」


その響きが、た ま ら な いって、知ってて。
ずるい。


「あ、ちょ、締 め ないでっ」


翔君の 重さが消えた。

また 揺 さ ぶ られる。


「あ、あ、あ…ん、あっ…」


上から、全部、見下ろされて。
翔君が、優しく笑ってる。

オイラも笑ってやりたいのに。

目を 合わせて いられなくて。
まぶたを閉じてしまった。

ああ、もう、気持ち 良く て、変に なる。
オイラ、今、どうなってんだろ。

あ、あ、ん、指、吸 わ れ るの、好き。

キュゥ、って 吸 い 上げ られると、体が 勝手に 反 り 返る。


「智は、これ、好きだね…あぁ、締 ま る…」


翔君がしゃべると、指 が 外れ ちゃう。

もっと 舐 め て。

吸 っ て。


中 心 を柔 らかく 上 下されて。
だんだん、強く 握 られる。

動 きが 早くなる。

そんなに、動 か さ ないで。
気持ち いい から、終わりたくない。


「智?いくよ?」

「あ、あ、あ、やだ、あ、ああっ、しょうくっ、好、きっ」


頭も、胸 も。

体も、心も、揺 さ ぶ ら れ て。

翔君の イ ク 声 を 聴き ながら。
また、何もかもわかん なく なった。








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