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勝手に運命感じてます

第1章 運命の出会い?


「いいか? またこんな目に遭いたくなかったら、もう俺に関わろうとすんなっ」

「嫌ですっ!」

「嫌ですって……お前なぁっ……」


 冷たく言われたって、そんなの嫌に決まってるじゃないですか!

 だって――




「だって、私と先輩はっ――運命なんですよっ!?」




「ぶっ……! は……はぁーーっ!? 運命だぁーっ!?」



 あのコールドな先輩が、目も口も全開にして驚いている。



 そう……やっぱり私と先輩は、運命なの!

 出会うべくして出会ったの!

 だから――



「私はこれからも、先輩のお側にいますからねっ!」

「じょっ……冗談じゃねぇっ! さっきモノ扱いされてムカついたって言ってたクセにっ!
 結局お前が一番タチわりぃじゃねぇかっ!」

「しょーがないですよぉー、運命なんですからぁー」

「だからっ、その運命ってのはやめろっ! 身の毛がよだつっ!」


 ちょっとやそっとじゃ諦めませんよ、私は。


 なんとなくわかるんです。


 今度の恋は、いつもと違うって。


 先輩とだったら上手くいくとしか思えないんです。



「……やれやれ、郁ったら……。先輩も、やっかいなヤツに目をつけられちゃいましたねー。
 でも、意外と釣り合ったりして。ぷぷっ」

「おい友達っ! 変なこと言うなっ!」



 あぁ……困ってる顔もス・テ・キ……。









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