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私の初めては君のもの

第2章 俺の彼女

「どうして、今日はこんなに甘えん坊なの?」

「なんか、寂しい。今日は嫌なことが起こりそうな予感がして気味が悪い」

こういう時の俺のカンは、ものすごく当たる。

だから、美結も何も言わずに俺のことを抱き締めてくれる。

髪の毛から香る美結の香りが心地よくて、さっきよりもずっと強く抱き締める。

「さぁ、そろそろ倉庫に行こう。美結、俺のバイクの後ろに乗って」

「うん。今日は絶対に飛ばさないでよ」

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