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私の初めては君のもの

第2章 俺の彼女

振り落とされないように、全力で俺の腰を掴む美結。

「ごめんな!あと少しだから一気に行くぜ!」

「仕方ないなー!気をつけてよー!」

風に邪魔されながらも、俺たちは大きめの声で会話をする。

バイクを運転しながら、美結に教えた色々な初めてを思い返す。

考え出したら、キリがない。

「美結、愛してるよ」

俺は美結に聞こえないくらいの小さな声で呟いた。

そして、俺は調子に乗ってバイクのスピードを上げすぎて怒られた。

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